肩こりと枕の基礎知識

肩こり改善のカギは「睡眠」

肩こりの最大の敵は原因そのものではなく、
その原因を容易に取り除けないことです。

あなたの肩こり、原因を取り除けますか?

 肩が重い、よく眠れない、だるさが抜けない…。辛い肩こりにもしあなたが悩まされているとしたら、思い返していただきたいことがあります。それは「その肩こりの原因は何なのか?」そして「その原因は取り除けるものかどうか?」ということ。肩こりの原因の多くは、生活習慣や職業、ストレスと深く結びついています。そのため容易に取り除けないことが多いのです。

肩こりの原因イメージ

睡眠で肩、首をリセット

 あなたの肩こりが生活習慣やデスクワークなどによって引き起こされている場合、その肩こりを意識的に改善することは非常に難しいことです。それはなぜかと言うと、その肩こりが「習慣」や「クセ」などの「無意識」と密接につながっているから。その無意識のクセを、仕事中という集中した時間に直すのは至難の業ですよね。同じようにストレスなど精神的な要因から来ている場合も、その原因が取り除けない限り改善は難しいのではないでしょうか。
 一方で、睡眠中はほぼすべての要因から解放されている時間です。
肩こりにお悩みの方々にとって、睡眠中は肩こりを改善するゴールデンタイムともいうことができます。

心地よい睡眠イメージ

よい枕で、よい睡眠を

 睡眠中に頭や肩が常に触れているものといえば「枕」。
 枕は寝ているあいだ、頸椎や肩にかかっていた頭の重みを肩代わりしてくれます。良い枕は、無意識にコリを溜めやすい姿勢になっていた私たちの体を、その重み・緊張から解放してくれます。
 悪い枕を使うと、頭・肩・首の負担が軽減されず、睡眠中もコリが蓄積してしまいます。コリが長年蓄積すれば、体の歪みや、不調の原因となることもあるのです。  肩こりに悩んでいる方こそ、睡眠をしっかりととれる良い枕を選ぶことが必要です。

よい枕とは?

よい眠りのための3つのポイント

 よい枕とは、よく眠れる姿勢を作り出してくれる枕のことだと私たちは考えています。よく眠れる姿勢とは、頸椎や肩など、普段から頭の重みを支えている器官の骨や筋肉が、その重みから解放され、リラックスした状態の姿勢です。その姿勢を保つためには、横になったときに頭がちょうどよい高さに保たれ、適度なフィット感で固定される必要があります。なおかつ、心地よい眠りには欠かせない寝返りも阻害しないことが大切です。

よい眠りのための3つのポイント

1. ちょうどよい高さ

頸椎の自然なS字カーブを保てる高さが理想です

ちょうど良い高さの枕 頭の重さが肩・首にかからず、頸椎が自然なカーブを描く

 理想の寝姿勢とは、人間が立ったときの姿に近い自然な姿勢です。立ち姿勢の時、頸椎はS字カーブを描きながらゆるやかに湾曲しています。この状態のまま、頭部の重さが肩の方向ではなく、頭の真下の(枕の)方向へかかるのが理想的な寝姿勢といえます。というのも、成人の頭の重さは平均で5~7kgもあると言われており、この重さが睡眠中に頸椎や肩にかかっていると、肩こりが改善するどころか悪化してしまう可能性があるからです。

S字カーブが崩れると、頸椎や肩に負担がかかる

  • 高い枕イメージ 頭の重みが首や肩にかかる

  • 低い枕イメージ 頸椎のカーブが強くなり負担がかかる

 枕が高すぎると頭の重みが寝ている間じゅうずっと頸椎や肩にかかり続けます。逆に低すぎる枕もまた頸椎に負担をかけ、首の筋肉・肩の筋肉にも負担がかかります。体への負担なく頭部の重みを支えるには、ちょうどよい高さをキープし続けることが大切なのです。

2. 適度なフィット感

丸い頭を包み込み、体圧を分散

  • フィット感のない枕

    フィット感のない枕 羽根枕の例

    全ての重さが一転集中し、痛みのもととなる

  • フィット感がある枕

    フィット感のない枕 ブルーブラッドの例

    頭の重みが分散するため痛みや負荷が発生しにくい

 頭は、普段私たちが感じている以上に重たいものです。そして形は丸みを帯びています。そのため、フィット感のない硬い枕で寝ると頭の重みが小範囲に集中し、頸椎や肩に余分な負担がかかってしまいます。
 深い眠りにつくためには、重くて丸い頭を包み込むように支え、その重みが一点に集中しないように分散させなくてはなりません。フィット感のある枕は広い面積で頭をやさしく支え、体圧を分散して頭・肩・首にかかる負担を最小限にとどめてくれます。

フィット感がないと、頭がグラグラしてしまい不安定

  • フィット感のない枕イメージ

  • フィット感がある枕イメージ

 フィット感が必要なもうひとつの理由として挙げられるのが、安定感の問題です。仮に頭がぐらぐらと動いてしまうと、首・肩には予測不可能な負荷が断続的にかかり、緊張が続いて完全に休まることがありません。その状態が疲労やコリにつながっていくのです。フィット感のある枕では、頭・首・肩を安定させて負担を軽減します。そのため、筋肉や頸椎をしっかりと休めることができます。

3. 寝返りがうちやすい

寝返り体が偏りを直そうとする重要な機能

寝返り体が偏りを直そうとする重要な機能イメージ

 枕選びでもう一つ重要なのが「寝返り」です。長時間同じ姿勢で眠っていると、血液や体液、筋肉が重力により偏ってきます。体は無意識に寝返りをうつことで、その偏りを直そうしているのです。
 長時間の同じ姿勢や悪い姿勢は一定の場所に負荷をかけ続け、その周囲の筋肉を緊張させます。筋肉が緊張して血行が悪くなると疲労物質が代謝されず、コリや痛みの原因となっていきます。 つまり、無意識でも寝返りをうって血行をよくすることは、体にとって必要不可欠な機能なのです。

寝返りが打てないと頭首肩のコリが進んでしまう場合も

  • フィット感のない枕イメージ

  • フィット感がある枕イメージ

 枕にとって頭を支えるためのフィット感は必要ではありますが、低反発枕や羽毛枕など、頭がすっぽりとはまりすぎて沈み込んでしまうような枕は寝返りをするときに左右に壁ができてしまい、動かしにくいことがあります。 また、幅が狭く寝返りの際に頭が落ちてしまうような枕も寝違えや頸椎負担の原因になってしまうため避けたほうが良いでしょう。
 枕を選ぶときは、寝返りのしやすさも考慮して選ぶことが重要なのです。

よい枕には柔軟性と復元力が必要

 よい眠りを導き出すには、ちょうどいい頭の高さ、適度なフィット感、そして自由に寝返りをうてること、この3つのポイントが揃うことが必要です。

 では、この3つのポイントを揃えられる枕とは、どんな枕なのでしょうか。実は、これらのポイントをクリアするためには、沈み込む力(柔軟性)と、浮き上がる力(復元力)という、一見矛盾する2つの力が同時に必要です。

よい眠りのための3つのポイント

 枕の柔軟性は、頭部の重みを支え、フィット感を生み出すのに欠かせない性質です。そして復元力は、頭をちょうどよい高さに保ち、寝返りを打てる状態でキープしておくのに欠かせない性質です。

 良い眠りを導く枕とは、この2つの性質がちょうどよいバランスで保たれている枕です。柔らかすぎると、頭が固定されて寝返りがうちにくくなってしまい、復元力が高すぎると、頭と枕の触れる面積が減ってフィット感がなくなってしまいます。 お互いの力が絶妙なバランスで保たれる枕こそが、よい眠りを導き出す最適な枕です。

それでも、枕選びは難しい

よい枕の条件はわかっても、枕難民は減りません。
それには2つの理由がありました。

1. 柔軟性と復元力を兼ね備えた素材がない

多すぎる「枕の中身」… 正直、どれがいいのでしょうか?

「柔軟性と、復元力をバランスよく兼ね備えた素材」という正解を知っていても、ぴったりの素材はなかなか見つかりません。世の中にある枕の中身(素材)のほとんどは、柔軟性と復元力のどちらかを満たしていないからです。

柔軟性 復元力 一般的な特徴
そばがら そばがらの枕は硬く、復元力もありません。フィット感がなく、頭首肩に負担がかかりやすい枕です。
ビーズ 柔軟性はありますが、素材がぎっしり詰まりすぎていることが多く頭の位置が高めになりがちな枕です。
羽毛 柔軟性は十分にありますが、復元力が低いため頭がすっぽりとはまってしまい寝返りがうちにくい枕です。
綿 柔軟性、復元力ともに兼ね備えていますが、耐久性に乏しく数か月ほどで復元力を失ってしまいます。
パイプ 硬めで復元力が低く、フィット感が得られにくい枕です。頭首肩に負担がかかりやすい枕です。
低反発
ウレタン
ゆっくりと沈み込むのでフィットするまでに時間がかかります。復元力が低く寝返りがうちにくい枕です。
高反発
ラテックス
復元力が強すぎると頭が浮き上がってしまい、枕とのフィット感がなくなってしまいます。

※特徴は個人的な感想であり、この素材の枕すべての性質を述べたものではありません。

2. フィーリングで選ぶ枕の落とし穴

猫背の枕選びが招くコリのスパイラル

 肩こりに悩んでいる人の多くが、頭が前に下がる「猫背」姿勢です。これは肩のコリが蓄積し、体の歪みがはじまっている状態。 当然、頸椎も自然なSカーブを描いておらず、この姿勢のまま寝ようとすると、枕なしで頭を床にぴったりとつけるだけでも違和感を感じます。

 そのため猫背姿勢の方の多くが、頭と床とのすき間を埋めるような形で標準よりも高い枕を選択してしまうのです。 そうすると、頭の重みは24時間肩や頸椎にかかりっぱなしとなります。もちろん肩こりは軽減されず、体の歪みも進行してしまいます。

 横になった瞬間に「楽だ」と思う枕を人は「いい枕」だと錯覚しがちです。しかしその枕は「いい枕」とは違います。 肩こりを治すということを目的とするならば、枕の役割をきちんと知ったうえで、頭・肩・首から負担を軽減する枕選びをすることが大切です。

  • 理想的な寝姿勢

  • 歪みをキープしてしまう寝姿勢

オーダーメイド枕にありがちな「手間こそ良質」の錯覚

 肩こりや睡眠不足に悩む方が、納得する枕を求めてオーダーメイド枕にたどり着くのは自然な流れです。むしろ悩みが深ければ深いほど、自分だけの枕を求めて枕難民となることが多いものです。 しかし、自分の好きな素材、高さ、形で作ったからと言って、その枕が本当に肩こりを改善してくれるか…というと、残念ながらそうはならないのが現実です。

 もしもその枕が「良い眠りための3つのポイント」を満たす枕なら良いのですが、ほとんどの場合、頭・首・肩の負担を軽減し、よい眠りに導いてくれる枕とは言えないでしょう。それは、そういった素材の枕がとても少ないからです。

 しかし、オーダーメイド枕は「選ぶ手間」がかかり「価格」も高いというハードルがあります。このハードルのためにかえって、「この枕はきっと良い枕だ」と信じてしまう心理状態に陥りやすいのです。

 選ぶ手間や価格は枕の良さには比例しません。「良い眠りための3つのポイント」これを満たす枕であれば、仮に市販品でもでもよい枕と言えるのです。

肩こり改善のカギは、枕です。
よい枕の条件とは「柔軟性」と「復元力」のバランスです。
しかし、なかなかそのような素材は見つかりません。

そんな枕難民たちへ私たちが提案する最終的なアプローチ、
それが「ブルーブラッド」なのです。

ブルーブラッドを選ぶ理由
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