
「寒いから布団被って寝てたのに、布団どこいった?」、「眠りに就く前は真ん中で寝てたのに、なんでベッドの上端にいるの?」といった不思議な現象に出会ったことはありませんか?
こういった現象は、主に「ずり上がり」が原因で起こり、悩まされている人も少なくありません。
この不思議な「上へとずり上がる」現象の背景には、実はいくつかの原因があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
上にずり上がる原因
寝ている間に上へ上へとずり上がっていってしまう原因としては次のようなものが考えられます。
- 寝苦しいから
- 足が寝冷えしている
- 暑い
- 照明器具などの明るさ
- 深層心理
寝苦しいから
私たちの体は、寝苦しく感じる時、自然と快適な位置を探そうとする動きがあり、そのうちに上へと移動してしまう場合が多いようです。
例えば、1年を通して羽毛布団を使っている場合、羽毛に皮脂や汗などの汚れの蓄積によって放湿しづらくなり、布団が本来よりも重たくなっていることがあります。
そうなると寝苦しく感じることが多くなり、ずり上がりに繋がりやすくなるので、シーズンの終わりには布団専用のクリーニングやコインランドリーなどで、寝具のケアを忘れずに行うことで睡眠環境の改善が期待できます。
足が寝冷えしている
足が冷えると、人は無意識のうちに暖かさを求めて、足が布団に収まるよう上へ上へと移動します。すると肩が出てしまい今度は肩を温めるために布団を引き上げます。
このような動作の繰り返しにより、気が付けばベッドの上端にまで移動していることがあります。
暑い
逆に暑いと涼しい場所を求めて頻繁に寝返りを打ち、徐々に上方へと移動してしまっていることも多いケースです。
ベッドの配置が壁際であるため布団を横に蹴飛ばすこともできず、体が逃げ場を求めた結果、上にずり上がっていたというケースもあります。
そのため、布団やベッドの配置を変えたり、冷暖房の温度調整でずり上がりを軽減できます。
照明器具などの明るさ
暗すぎる部屋が苦手だから常夜灯や間接照明をつけて寝るという方もいると思います。
しかし、それが明るすぎることで、無意識のうちに明るさから逃れるために上にあがってしまうというのも原因のひとつです。
照明器具が直接当たらないようにしたり、明るさをできるだけ暗く調整するようにしましょう。
深層心理が原因の場合も
「睡眠中は潜在意識の世界」と言われるように、睡眠中の動きもまた、深層心理や潜在意識と関連がある場合が多いそうです。
感情や心の奥深い部分を反映してそれがずり上がるという動きにつながっているのかもしれません。
寝相が悪い
寝返りが平均より多かったり、寝相の悪さも原因の一つで、浅い眠りのレム睡眠の時によく起こる現象です。
睡眠が浅い、ストレスを抱えている、または寝具が体に合っていない場合、人はよく寝返りを打ち、結果として寝相が乱れがちになります。
そのため、寝室の温度や環境の調整、使用しているマットレスや枕など寝具の見直しも検討してみると良いかもしれません。
また、寝る前にストレッチをして、心身共にリラックスするのも効果的です。
寝る前にストレッチをすると、体がリラックスし心も落ち着きます。筋肉の緊張が和らぎ血流が改善されるため、より深い睡眠を促進させる効果も。
ストレッチや運動を習慣化することで、夜中に起こる寝相の乱れや上にずり上がる現象も減少し、より良い睡眠で朝まで快適に過ごすことが期待できます。
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いかがでしたか?寝る前の簡単ストレッチで入眠環境を整え、心地よい睡眠を目指しましょう!