寝室に選ぶべき色とは?色が与える睡眠への効果
色は人の感情に影響を与える
私たちは生活の中で様々な情報を得ていますが、そのうち視覚から得る情報は8割以上と言われています。
視覚から得られる情報の中でも色は心理的な効果があり、人の感情に大きな影響を与えています。
成人の一般的な睡眠時間はだいたい7時間前後と言われ、1日24時間のうち、およそ3分の1を過ごす寝室は日々の生活を支える重要な場所と言えます。
色の効果を使って快眠できる空間にすることがポイントになりますが、どんな色を選べばよいのでしょうか?
リラックス効果が期待できる色
青い色には鎮静作用があり寝る前に青系統の色を見ると副交感神経が優位になって自然な快眠が期待できます。
木製の家具とも馴染みやすく、白い家具とのコントラストで清潔感のある上品な印象の寝室を演出できそうです。
青と言えば男性が好むイメージもあるかもしれませんが、落ち着いたトーンを選ぶことで大人っぽいコーディネートもできるので選択の幅も広がりますね。
あまりカラフルな色味をコーディネートに使わないので心配、という人は普段使用しているカラーのアクセントとして取り入れて見るといいでしょう。淡い色味の青を選べばお部屋の雰囲気にも馴染みやすくなります。
また、青はあまり好みではない場合は同様の効果がある緑を差し色に使ってみるのもオススメです。
植物と同じ自然を連想させる緑を取り入れて心身ともにリラックスできる寝室にするのもいいですね。
寝室に赤色はできるだけ避ける
青の反対色である赤は交感神経を刺激して眠りが浅くなってしまうのでリラックスしたい寝室には不向きです。どうしても取り入れたい場合には小物や柄でポイント使いしたり、ボルドーなど落ち着いた色を選びましょう。
濃い色や大きな柄の面積が多いと圧迫感が出ることもあります。落ち着かない空間にならないように小物などアクセントとして取り入れるといいでしょう。
部屋の方向
青系統の色は寝室に向いていますが、北向きに寝室がある場合は直射日光が少なく、わずかに入ってくる間接日光は青みがかっているため、より冷たい印象になってしまいます。
寝室には居心地の良さも重要です。寒い時期は暖色系の色味を取り入れて体感温度を上げるようにコーディネートしましょう。
冬も終わりを迎えて、新年度に向けて模様替えしようと考える人も多いのでは?色の効果を意識したコーディネートでリラックスできる寝室の参考にしてみてください。
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