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むくみは万病の元!夏は冬よりむくみやすい

コラム

その不調、夏のせい?

朝、起きたときに顔がむくんでいたり、夕方に足がむくんで靴が窮屈に感じたりといった身体の不調を夏に多く感じることはありませんか?夏はエアコンの当たり過ぎや水分の取り過ぎで、実は冬よりむくみやすいんです

浮腫(ふしゅ)とは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症候。むくみともいう。

wikipedia「浮腫」より引用

梅雨入りから夏にかけては気温と湿度の急な変化に身体がついていかず、不調を感じることが多いでしょう。この時期は体内水分の摂取と排出のバランスが大事で、通常では成人男性で60%、成人女性で55%、幼児65%、乳幼児で70~80%と一定量に調整されているのです。摂取した水分は腸で吸収されて血液を一緒に身体の隅々まで運ばれます。しかし、水分を取り過ぎて腸で吸収しきれなかった余分な水分が皮膚下に溜まると、それがむくみとなります。

また、水分は重力によって下に下がるため、立ったり座っている状態が続く夕方は足がむくみやすくなるし、身体が横になり寝ている状態だと、頭から足まで高さが変わらないため、身体の水分量が均等になります。そのため、昼間に活動している時間帯よりも顔や指先に多くの水分が含まれるために、寝起きに顔がむくんだり、手がむくんでいることがあります。

むくみは一年中起こりうる生理現象ですが、生活習慣も大きく関係します。

あなたはこんな生活をしていませんか?

  • 湯船には浸からず、シャワーで済ませる
  • 運動する習慣がない
  • 立ちっぱなし、座りっぱなし
  • 冷えた飲み物を好む
  • 冷房が効いた室内で過ごすことが多い
  • 濃い味付けが好き

上記のような生活が続くと、内臓が冷えて代謝が落ち、水分の摂取と排出のバランスがどんどん乱れていきます。また、塩分の多い食事が続くと、塩分を薄めるため、体は水分をため込もうという働きをします。健康のためにも濃い味付けには注意しましょう。生の野菜や果物、豆類、海藻などカリウムが含まれる食材を使うことで、余分な塩分を体の外に排出することができます。

足のむくみが気になるときは足枕などを使うことも効果的です。顔のむくみが気になる方は枕の高さを今使っているものより少し高いものを試してみるのもいいでしょう。

普段から水はけのいい生活を心掛けることですっきり軽やかに過ごしたいものですね。

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