寝ても疲れが取れない… それってかくれ不眠が原因かも!?
「いつでもどこでも眠れる」ことの落とし穴
しっかり寝ているのに疲れが取れない。夜、たまに寝つけないことがある…。
こんな症状を抱えている人は、「かくれ不眠」の可能性があります。すぐに専門的な治療を必要とするわけではありませんが、放っておけばやがて本格的な不眠症へつながりかねません。
かくれ不眠は、自分で「ちゃんと寝ている」「大丈夫だ」と思っている人こそ注意が必要です。酔っぱらいの言う「酔ってない」と同じですね。よく「いつでもどこでも眠れる」ことを自慢する人がいますが、そんな方は睡眠時間が足りていないか、もしくは睡眠の質が悪いかです。質の高い睡眠をたっぷりとれている健康な人は、おおよその場合、夜にならないと眠くなりませんし、また眠れないものなのです。
スタンフォード大学のSleep disorders Centerによると、健常成人の入眠潜時※1は、平均約16分となっています。入眠潜時が10分未満と短すぎると慢性睡眠不足やナルコレプシー※2など睡眠異常(過眠)の可能性があり、30分を超えることが長期にわたるような場合、入眠困難の可能性があります。
※1:入眠潜時(にゅうみんせんじ)とは、覚醒状態から眠りに入るまでの所要時間のことである。
Wikipediaより
※2:ナルコレプシー (narcolepsy) あるいは日本語で居眠り病(いねむりびょう)とは、日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作を主な症状とする睡眠障害である。
Wikipediaより
通勤電車で居眠りをしている人も、かくれ不眠を疑った方がいいかもしれません。特に、夜、帰りの電車で寝落ちするのはよくありません。睡眠欲を先取りしてしまうと、帰宅後の睡眠の質を落としてしまいます。
「夜の睡眠」と「日中の活動」は相補的な関係にあります。日中に活動的に過ごせば、夜の睡眠の質も上がります。そして逆の場合には悪循環に陥ってしまいます。夜間睡眠の為にも、運動をしたり、人と会ったり、活動的に過ごしましょう。
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